自分でコイルを作って、コットンを詰めて吸う。
VAPEの醍醐味ですね。
vapeをしていると、なんだかんだでこんなRBAに興味が出てくる人もおられますが、なんといってもいろいろと必要な道具がたくさんあるので、いまいち踏み出せない方も多いと思います。
今回は、RBAを始めるために必要な道具について紹介をしていきます。
必要な道具と一口に言っても
- 最低限これがないとダメな道具
- 順番に揃えるべき道具
- 無くてもいいけどあれば便利な道具
といった感じで、その人のスキルやRBAへの本気度によって必要な道具って変わってきます。
なので、最小限のスタートからこれがあれば困ることはないという段階に分けて道具を紹介していきたいと思います。
初めてのRBAでもこれだけは必要な道具!
ではまずは、初めてでも絶対にこれだけはないとRBAをできない!という道具を紹介したいと思います。
初めてで、これから先続けるかわからないけど、とりあえずやってみたいという方はここで紹介する道具を揃えてみてください。
基本的にどれも100均で揃えてOKです。
- カンタル線(コイルのワイヤー)
- ニッパー
- 精密ドライバーセット
- コットン
- 抵抗値計算アプリ
これだけで一番最初はスタートできます。
初心者は26ゲージ~28ゲージのカンタル線がおすすめ
まずはコイルを作るためのワイヤーです。
材質によっていろんな種類があります。
カンタル、ステンレス、チタン、ニッケル・・・
たくさんありますが、VAPE初心者であればカンタル線を選べばOKです。
太さもいろいろありますが、26ゲージぐらいのワイヤーを購入してください。
品切れで無ければ前後の太さ24ゲージか28ゲージを選んでください。
これより細かったり太かったりすると、扱いにくいので注意が必要です。
間違ってもニッケルやチタンを選ぶのはダメです。温度管理専用のワイヤーで、通常の運用で使うと毒素が出てしまうので絶対に間違って買っても使わないでください。
ニッパーはとりあえずは100均でOK
次に必要なのは、アトマイザーのデッキからはみ出たワイヤーをカットするためのニッパーです。
VAPE専用のニッパーだと、先端が細くなっていて細かい部分にニッパーを入れてカットできるのですが、初心者のうちであれば細かい部分をカットすることがないので、100均のもので十分です。
100円でももったいない!という方は、爪切りで代用してください。
コイルを整形したりデッキのネジ止め用の精密ドライバー
精密ドライバーも必要です。
よく付属でちっちゃなドライバーがついているので、不要に思うかもしれませんがコイルを作ったりネジを止めるときにはある程度長さのあるドライバーが便利です。
これも100円均一で売っているようなもので十分です。
コットンは無印ので十分
コイルに並んで必要不可欠なのはコットンです。
VAPE用にいろんな種類がありますが、最初は無印のものでOKです。
リビルド用のアトマイザーを購入した時に付属しているコットンでも全然大丈夫です。
vaper必須アプリ「vapetool」
これは必須というほどではありませんが、無料で使えるアプリなのでスマホに入れておいて損はないツールです。
無料版でも十分抵抗値をシミュレーションできます。
材質や太さ、コイル内径によって抵抗値は変動するので「もうちょっと低抵抗にしたいけど何巻きすればいいの?」といったこともすぐに調べることができます。
有料版にするとかなりできることが増えるので、気に入ったら有料版を購入するのもおすすめです。
とりあえず、ここまでのものをそろえればとりあえずリビルドはできます。
総額でも2000円程度で始めることができます。
まずはここまでの用品をそろえて、リビルド初体験を済ませましょう。
重々注意していただきたいのですが、メカニカルMODで運用するなら絶対にこの用品だけでビルドしてはいけません。
大事故に高い可能性で遭ってしまうので、あくまでもテクニカル運用での話として考えてください。
順番に揃えたいvape用品
まずは初めてのリビルドをしてみて、いかがでしたか?
美味しく吸えた方、いまいちだった方もいらっしゃると思います。
続けてみよう!という気になった方はこれから紹介するvape用品を揃えるとより簡単できれいにコイルが巻けますよ。
- セラミックピンセット
- オームメーター
- vape用コットン
細かいコイル整形に役立つセラミックピンセット
セラミックピンセットは先端部分がセラミック(絶縁体)で出来ているピンセットです。
普通の金属製のピンセットだと、通電させながらコイルに触るとショートしてしまいますが、セラミックであれば通電させながらコイルを調整できます。
これがものすごく便利で熱の入り方に偏りが出たときにちょちょっと調整できるので、なくてはならないvape用品です。
メカニカルには必須!オームメーター
オームメーターという、抵抗値を図る機械です。
コイルをセットした状態のアトマイザーをオームメーターに設置すると、抵抗値を測定してくれます。
テクニカルMODでも計測してくれるのですが、結構ざっくりとした値で誤差が大きいですし、誤ってパフボタンを押してやけどしてしまうこともあるので、余裕ができ次第オームメーターは導入してください。
メカニカルで運用する場合は必須です。
オームメーターは抵抗値が測れるという意味もありますが、「ちゃんとショートせずに、通電している」ことを確かめられる効果もあります。
メカニカルMODでショートしてしまうと、発火や爆発の危険がありますので、必ずオームメーターで測ってからアトマイザーを付けるようにして下さい。
vape用コットンを使えばよりおいしく吸えます
中には無印コットンしか使わない方もいますが、個人的にはvape用コットンを使うのがおすすめです。
やっぱり専用品の方が、焦げにくくてリキッドの保持力も高くて、供給不足になりにくいです。
使ってみてメリットを感じなければ、元の無印コットンに戻ってもいいので一度試してみるべきアイテムです。
僕も最初は「綿なんて結局どれも一緒だろ・・・。」と思っていました。
ケンドーベイプコットンというvape用コットンを使ってから、「こんなに違うの?!」と驚いてそこからは基本的にはvape用コットンを使っています。
これらの用品ぐらいがあれば正しい知識をもってすればメカニカルMODでのビルドも対応できます。
あった方が便利なリビルド用品
ここから紹介する用品は正直あってもなくてもどっちでもいいという感じです。
あれば便利ですが、必要性を感じなければスルーしてもらっても構いません。
- コイリングキットli>
- コットンフック
- その他専用品(ニッパーなど)
面倒くさがり、不器用な人用コイリングキット
どうしてもコイルをきれいに巻けなかったり、きれいに巻くのが面倒な方にはコイリングキットがおすすめです。
コイリングキットはワイヤーをきれいにコイルの形に整形してくれる冶具です。
マイクロコイルも隙間ができやすいですが、コイリングキットを使うときれいに隙間なく巻くことができます。
コットンフック
正直このツールの必要性を感じたことはありません。
コットンの細かい調整や、ほぐす用の小さな針のような棒です。
コットンをコイルに通したり、ほぐしたり、色々使えるのですが個人的には全部ピンセットで賄えるので、なくてもいい道具ナンバーワンです。(こんな時に便利!など情報お待ちしてます。)
まとめ
これらのvape用ツールをそろえればリビルドができるようになります。
一度に全部そろえる必要はありませんので、お財布事情と自分のニーズに合わせて買いそろえていってください。
総額でも5000円~10000円程度ですので数か月に分けて購入すれば普段使っているクリアロの交換用コイル代が浮いたと考えれば安い買い物です。
とはいえ、これらの説明はあくまでも「道具」の説明です。
リビルドのやり方や注意点を知らなければ、RBAは使いこなせないのでご注意ください。